当社の誇るシボ加工は、様々な案件に対応すべく新しい技術を導入し、
新しい時代の感性に応えるパターンデザインの研究開発にも取り組んでいます。
ここではその一部をご紹介します。
当社導入の5軸レーザー加工機(GFマシニングソリューションズ社)は、レーザー光を用いた彫刻技術で、3軸〜5軸加工までのすべてをデジタル処理で行います。
シボ加工、彫刻、マーキング、微細加工等を2Dの平面だけではなく3D曲面へ効率的に再現可能で、Min30μmの点や線まで描くことが可能となりました。 5軸レーザー加工機の導入で、意匠など金型デザインの新しい可能性を拡めることができます。
従来のエッチングの加工プロセスでは発生した柄切り替え線や継ぎ目の目立ちがなくなり、幾何学模様の継ぎ目や著しい配置崩れが出ない。
加工位置を管理できるようになり、確実なパターン合わせが可能となる。
様々な断面形状に対応し配置管理も可能となる。
腐食加工では実現できなかった細かいシボ加工なども可能となる。
画像データの濃淡調整により深さの変化を制御可能。
レーザーの特徴である高精度・高精細を最大限シボ加工に取り入れることにより、緻密かつ複雑なパターン開発が可能。
シボシートとは、製品や金型に貼り様々なシボを再現できるシール型シートです。当社では、主に成形外観不具合の確認をするための金型用シボステッカーや、意匠確認するための試作モデル用シートの開発を行っています。
成形外観不具合確認
【成形不具合事例】
①ウェルドの見栄え
②ボス・リブなどのヒケ具合
③その他の外観不良
上記の成形不具合をシボ加工前に確認することが可能
意匠性確認、電鋳型シボ意匠製作用
【採用事例】
①電鋳型マスターモデル貼り込み用シート
②モーターショー向け
③意匠審査などの造形モデル
④カタログ撮影用など